今年の感想は今年のうちに(新刊だけ)

螺旋に回転する世界―He said,“LUV U 4 EVER.”

螺旋に回転する世界―He said,“LUV U 4 EVER.”

うわーん。一番感想が書きにくい。メフィスト系とエヴァと種が好きなんだなって以外に特に弄り甲斐もなく。普通につまんない。キャラの個性が圧倒的に弱いのが致命的だと思う。大人し過ぎるのが非常に残念だ。ネタとしても人に勧めにくいなぁ。曾孫の肩書きがなかったら、文芸社から出てたんだろうな。


砂漠

砂漠

これはすげー面白かった。あれに似てるなぁと思ったら、そういう繋がりか。これを読まずに年は越せない。青春モノ万歳。


黙過の代償 (講談社ノベルス)

黙過の代償 (講談社ノベルス)

乱歩賞みたい。テーマ自体は非常に重厚で、作者の意欲が非常に伝わってきたけど、それをエンタテインメントに昇華し切れていない印象。どうもありきたりで、ちょっと陳腐。登場人物の名前がいまいち覚えられなくて、物語に入り込みにくかったのは自己責任(反省)。