025:記憶の果て

記憶の果て (講談社ノベルス)

記憶の果て (講談社ノベルス)

冗長。刊行が98年ということで、そのあたりの時代を実に反映した中身だと思う。良くも悪くも若さが出ているデビュー作。この人好きな人って佐藤友哉も好きなんではないだろうか? なんとなく質感が似ている感じがする。なんだろう、諦観っぷりか? この作品を起点として、どのように変化していくのかを読みたいと思った。飛び石で作品を読んでいたので、未読作品をどんどん潰していきたい。