003:ルート225
- 作者: 藤野千夜
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/12/22
- メディア: 文庫
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私と弟が迷い込んだのは、微妙なズレのパラレルワールド!?変わらない日常、だけど誰かのいない世界。同時代のせつないくらいのリアルさを、軽やかにつかみとる著者初の書き下ろし長編。
貸してくれた人:日暮くん(id:standalone)
YAシリーズなんだそうです。ヤングアダルトなんだそうです。だいたい中学生から高校生くらいを対象にした読み物なんだそうです。なんだよ、知らねえよ。とか思ってたら、ロクサヨ*1と『球形の季節』も同じシリーズなのね。それよか、僕には言いたいことがあるのだよ。
志・村・貴・子・は・ず・る・い・だ・ろ!
そんな↑カバーイラスト見せられたら、読んでる最中全キャラが志村絵に変換されてしまうでしょうがっ。がっ。そしたら何か意味もなく満足してしまうじゃないの。セリフのまわし方とかも妙にマッチしててずるいよ(誉めてる)。
パラレルワールドに迷い込んだわりに緊迫感がないのね。それが逆に気楽に読めるのでよい。わかりやすいキャラ立ちもしてるし、とても読みやすい作品ですね。口悪くてキツイ性格でも志村キャラだと思うと許せてしまうので不思議。これのコミカライズはちと見たいかも。あー『放浪息子』の3巻買わなきゃ。